模型の世界でも「やっぱ好きやねん」~TOMIX323系大阪環状線レビュー
2017年 09月 03日
先月31日、TOMIXの323系が再生産品が発売され、基本セット・増結セット合わせて8両フル編成を揃えました!
基本セットはマイプランシリーズ(レールとコントローラーのセット)と組み合わせれば鉄道模型を始めることができるのに最適な「3両セットシリーズ」パッケージ、車体番号もLS01編成のナンバーが印刷されており、前面行先表示は「O普通 大阪環状線」が装着済みとなっています。
増結セットは基本セットの3両を含めた8両フル編成が収納可能なブック型プラケースとなっており、車体番号は転写シートによる選択式、先頭車の前面行先表示交換パーツが付属しています。
転写シートはLS01編成・LS02編成・LS03編成の車体番号、弱冷車表記、ATS表記が収録されています。
前面行先表示交換パーツは「O普通 大阪」「O普通 天王寺」「O普通 京橋」「P普通 桜島」「P普通 西九条」の5種類に交換可能です。
※O:大阪環状線の路線記号でラインカラーは赤、P:JRゆめ咲線の路線記号でラインカラーは紺色
オプションパーツの密連形TNカプラー(SP・グレー)を中間連結部すべてに装着、LED室内照明ユニットLCを白色7両と電球色1両に組み込みました。
1号車:クモハ322-1(基本セット)
内回り方向の先頭車両、編成はトップナンバーのLS01編成を選択、ATS表記と弱冷車表記を転写シートで貼っています。
パンタグラフは2基搭載、通常は内回り側のパンタグラフのみ使用して、外回り側は非常用として設置されています。(225系100番台のモハ225形400番台・100番台、225系5100番台のモハ225形5100番台も同様です。) 2号車も弱冷車となっています。(JR西日本では6両編成以上では弱冷車は2両設定されています。)
パンタグラフなしの中間車、モハ322は1編成あたり4両が組み込まれています。
4号車は女性専用車で、戸袋部のアクセントもピンク色としているほか、車内の照明も暖色系となっているため、電球色の室内照明ユニットを組み込んで、他の車両の白色との違いを模型でも再現しています。
パンタグラフは1基搭載、空気圧縮機を搭載していないため500番台となっています。
車椅子・ベビーカースペースマークや半自動ボタンも印刷済みです。
フライホイール搭載の動力車、車内から動力ユニットが目立たない構造になっています。
外回り側の先頭車、実車はかなり混雑する車両にあたるため、他の車両に比べて立席スペースを増やしているのが特徴です。先頭部の貫通扉と乗務員室後部には「大阪環状線改造プロジェクト」のシンボルマークが描かれています。このシンボルマークは大阪環状線のラインカラーの赤と電車の車体色であるオレンジの二重丸をベースに駅の数に合わせた19個の点で区切ったものとなっています。